2002-01-10 (Thu) に水木杏子旧公式サイト掲示板にてファンからの質問に回答。
ご質問にお答えする前に、今、わたしがこの事件を<いがらしゆみこ氏に よって計画的に騙されてしまった・・・>と、とらえていることをふまえていただきたいと 思います。ほんとうに恥ずかしく、哀しいことですが・・・。 質問1 いがらし先生はHP上で『「原著作者」の同意がなければ、私はキャンディのいたずら書きを描くことさえできないということになります』と仰っていますが、法律上の判決は確定したとはいえ、いくらなんでもイタズラ書きも書けないというのはオーバーだと思いますし、もしこれが本当ならばいがらし先生じゃなくても頭に来ます。 【水木杏子の回答】 質問2 お二人の先生方は、講談社と契約解除なさいましたが、その時先生方はこの先キャンディキャンディの事を如何していきたいか真剣に考え、十分な話し合いや取り決めをなさって来たのでしょうか、そして密に連絡を取り合いお互い考い違いがあれば常に取り決めを更新する努力を当初からなさっていらっしゃっていたのでしょうか? 【水木杏子の回答】 質問3 いがらし先生のビジネスは著作権、登録商標を侵したものであるのは解りますが それを抜けば(略)いがらし先生がやっている事はそんなに大騒ぎするほど常識を逸した商売をしてるとは思えないのですが・・・ 【水木杏子の回答】
参考:名木田恵子(水木杏子)公式サイト内 "黒い報告書"
質問4 いがらし先生は行動を起こしています、水木先生は言葉ではおっしゃっていますがまだ商売に限っては行動を起こしていません。 【水木杏子の回答】
◆ イソノ武威 2001-03-09 (Fri) 21:44:35
春の小窓<まんが編集者たちへの願い>のUPと<いきなり最終回>について ◆ 水木杏子 2001-03-10 (Sat) 17:18:32
「梶原リスペクト」企画で、漫画原作者の権利無視。
カチンときました。 許せません。 梶原師なら、そんな編集者一喝してます。 そして気になるのは、『いきなり最終回part4』に、リクエストが多かったにもかかわらず収録を見合わせた作品に関するコラムがあるのです。 その中の『男組』に関する記述。 ●男組(原作・雁屋哲/絵・池上遼一)
雁屋先生の所にはちゃんと許可を取りに行っている。
しかも小学館を通して、何度も。 同じシリーズで、この権利処理に関する著しい姿勢の違いは一体? 許諾を出した作画者が、編集者に何か吹き込んだのでは…? キャンディもどきの「ゆみちゃん」とアルバートもどきの「いがら氏」
朝日新聞朝刊 東京本社版 平成12年9月19日付朝刊32面掲載 エステー化学(現 エステー)ムシューダ広告。
キャンディもどきの「ゆみちゃん」とアルバートもどきの「いがら氏」は、朝日新聞社の見解によると「キャンディではない、いがらし氏のオリジナルのキャラクター」だそうです。 キャンディキャンディ事件本裁判の高裁判決が出たのが同年3月。 にもかかわらずこのようなモドキ商売を行っているいがらしゆみこ先生のモラル… … 朝日新聞とのむなしい時間 ◆ 水木杏子 2000-09-28 (Thu) 00:12:48 エステー化学の心ある対応 ◆ 水木杏子 2000-10-04 (Wed) 01:27:53
上記原作者発言中の"倉敷の美術館の展示について"は、当時の倉敷いがらしゆみこ美術館 I Love Candy Museam (岡山県倉敷市 本町9-30 運営:株式会社明日絵 社長:三城誠子)で行われいてた問題の広告用漫画を利用した展示の事。
以下、倉敷いがらしゆみこ美術館公式サイト内「はちまん日記」にあった、広告掲載に関する告知。 9月3日最新情報 "香港玉皇朝『甜甜馬戲團(ティム・ティム・サーカス)』事件"概要
この時、前年の1996年(平成8年)に『甜甜馬戲團(ティム・ティム・サーカス)』上下巻が発売されていた事実を初めて知り、不審に思った原著作者・水木杏子は同年6月24日、玉皇朝側担当者である村中志津枝(鈴賀レニ)に『ティム・ティム・サーカス』の見本を送るようにと要請。しかし村中志津枝(鈴賀レニ)は「もう本がないので今探している」と返答。
数回の催促の末、同年9月上旬にようやく玉皇朝出版による中文版『甜甜馬戲團(ティム・ティム・サーカス)』上下巻初版本(奥付のデータは"1996年8月第一次印刷発行")が送付された。 だが、村中志津枝(鈴賀レニ)が送付した二冊の初版本は、原著作者名削除を誤魔化す為に作成された偽物だった。 以下、検証サイトの記事を転載(文責は各執筆者)。 村中志津枝(鈴賀レニ)が原著作者に送った『ティム・ティム・サーカス』偽造本について村中志津枝(鈴賀レニ)が水木さんに送ったティムティムサーカス偽造本について
以下、参考写真1~5及びキャプションは"「キャンディ・キャンディ虐待問題」内「村中志津枝(鈴賀レニ)が水木さんに送ったティムティムサーカス偽造本について」"より転載
にゃおんによる付記 香港玉皇朝出版と鈴賀レニ八月の小窓~ティム・ティム・サーカスの思い出 (略) ご意見ありがとう! ◆ 水木杏子 1999-11-19 (Fri) 15:15:08
"鈴賀レニ" "鈴賀れに" "鈴鹿レニ" "鈴鹿れに" "玉皇朝出版有限公司" ""
この年、中央公論社(旧)から『メイミー・エンジェル』愛蔵版刊行
この年、中央公論社(旧)より『キャンディ・キャンディ』『ジョージィ!』『パロスの剣』の愛蔵版刊行
正確な年数は不明だが、井沢が小学館に委託していた『ジョージィ!』関連の権利を無断でいがらしの個人会社アイプロダクションに引き上げたのも、この時期のことである 芳文社のレディス誌掲載作品は、LOVINGコミックスから89年の「二度目のさよなら(原作:井沢満)」、90年の「La Nuit Magic(原作:戸川昌子『狩りの時刻』)」「SEX TALK(原作:芝風美子)」、91年の「隣の男(原作:芝風美子)」、92年の「この愛の果てまで(原作:芝風美子)」が刊行されているが、一部が主婦と生活社の短編集に収録された他は雑誌掲載のみ
この年、『なかよし』連載、東映製作の「美少女戦士セーラームーン」が放映開始、大ヒットするが、本作は「キャンディ・キャンディ」リメイクの提案がテレビ朝日に却下された結果の代替企画であった 参考:『美少女戦士セーラームーン』大人になってからわかる意味とは?(リアルサウンド 2020/10/03) 同年、講談社が「キャンディ・キャンディ」のハードカバー愛蔵版を刊行するとともに、東映アニメフェアでリメイク映画を公開するも不発 また、いがらしの要請により、水木/名木田はポプラ社から『絵本キャンディ・キャンディ』三冊を刊行している 講談社のレディス誌掲載ながら単行本化されていなかった作品を中心とした単行本が主婦と生活社より続々と刊行されたのもこの年である(「女王聖典 : レイヌ(全4巻)」「愛と激流の大河」「アキアカネの峠」) 講談社を通さずに、作画者のみの許諾で「キャンディ・キャンディ」の最終回が収録されたJICC出版局『いきなり最終回 : 名作マンガのラストシーン再び 4』が刊行されたもこの年 この年休刊:
この年、講談社が「キャンディ・キャンディ」を幼年誌『るんるん』の別冊付録として一年間刊行 ※1993年11月15日、ストーリー漫画家の利権団体「まんがじゃぱん」結成、「漫画界の駆け込み寺」を標榜して顧問弁護士が会員漫画家に法の抜け道指南を行う この年休刊:
この頃、旧中公を介して原作者表記を抹消の上、原作者に無断で複数の国で『ジョージィ!』を翻訳出版 作画者のみの許諾で小学館『ビッグコミックスピリッツ』連載「編集王」に「キャンディ・キャンディ」のラストシーン見開きが転載されたのもこの年 この年休刊:
※この年の春、講談社及び東映と「キャンディ・キャンディ」関連の版権管理契約を解除
以後、原作者達に無断で「キャンディ・キャンディ」や「ジョージィ!」の無許諾キャラクタービジネスを国内外で展開 95年~97年にかけて中公文庫でキャンディ、ジョージィを含む、いがらしゆみこの旧作が続々と刊行される この年休刊:
この年休刊:
※この年1月、キャンディ・キャンディ裁判開始
90年代の流れを俯瞰してみると、
※記載データの誤りや遺漏は随時修正していきます |
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