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ラッキーコーポレーション事件

2/23/2002

 
平成14年2月23日 「キャンディ・キャンディ」事件(大阪・装身具会社ラッキーコーポレーション):損害賠償請求
大阪地裁/和解成立

原告:ラッキーコーポレーション
被告:いがらしゆみこ


『キャンディ・キャンディ』のキャラクター商品の製造販売で損害を受けたのは、販売を許諾した漫画家いがらしゆみこらの対応に問題があったためとして、大阪市の装身具製造販売会社ラッキーコーポレーションが約4,500万円の損害賠償を求めた。

ラッキーコーポレーションは98年、いがらしが『キャンディ・キャンディ』の著作権を持っていることを前提に、いがらしの関連会社と契約。約1,000万円の使用料を支払い、キャンディを描いた手鏡、くしなどの小物や装身具などを販売。しかし、東京地裁判決後、返品が相次ぎ製造を中止していた。

いがらし側が解決金を支払うことで和解したが、金額は公表されていない。
    参考:株式会社ラッキーコーポレーション(現・株式会社ラッキートレンディ)公式サイト
株式会社ラッキーコーポレーション(現・株式会社ラッキートレンディ)の違法『キャンディ・キャンディ』グッズ
株式会社ラッキーコーポレーション(現・株式会社ラッキートレンディ)の違法『キャンディ・キャンディ』グッズ
株式会社ラッキーコーポレーション(現・株式会社ラッキートレンディ)の違法『キャンディ・キャンディ』グッズ
「本製品は、アイプロダクションとの 契約により、著作権を使用して、 (株)ラッキーコーポレーションが 製造したものです。」 の文言を入れて著作権と商標権を無視した商品の販売を強行していた
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日本アニメーション版『キャンディキャンディ』リメイク同意裁判 平成13年3月

2/19/2002

 

平成14年2月19日取り下げ

原告:いがらしゆみこ
被告:水木杏子


漫画版作画者・いがらしゆみこが、原著作者・水木杏子に対し、日本アニメーションでの『キャンディ・キャンディ』のリメイクに同意を要求する訴えを起こした。
​
 参考:水木杏子旧公式サイト内「いがらしゆみこ さま」
    参考:水木杏子公式サイト内 日本アニメリメーク裁判(陳述書)
    参考:日本アニメーション公式サイト
日本アニメのリメイクについては、昨年の5月に許諾願いが届き、6月には東映アニメの顧問弁護士とともに<おことわり>のお返事を送っています。
今回、いがらしさんの訴えは<ことわる正当な理由がない>ということのようです。

水木としては<著作権がない>と上告され、係争中でもあり<拒絶の理由>はいくらでもあります。
(略)

水木杏子公式サイト内「日本アニメリメーク裁判」より
アニメーションのリメイクについて 名木田恵子

日本アニメーションでの「キャンディ・キャンディ」のリメイクのことはこの<事件>の発端でもありました。
今回<リメイクの同意を求る裁判>を起こされたことについて、わたしの気持ちをお話したいと思います。
 
1995年、講談社との二次使用契約を解除したことの大きな理由のひとつが、いがらしさんから<日本アニメがキャンディのリメイクをしたがっている>と聞いたことでした。
講談社との契約を解除することは自動的に東映アニメとの契約も白紙に戻すことになります。
そうしないと、日本アニメでリメイクができない、といがらしさんにいわれました。
そのころ、わたしは<商標権><映像権>についてよく知らず、例えば映画の<伊豆の踊り子>のように製作会社が違ってもアニメーションを作り直すことになんの問題もないと思っていました。
しかし、
「キャンディのリメイクは<東映>が保持している権利関係もあり、そのままできないので続編を書いてほしい」
と日本アニメ側から突然いわれ、わたしは「話が違う」と拒絶しました。
(略)

確かに、24年前、製作された東映アニメーション「キャンディ・キャンディ」は技術も古く、連載漫画のあとを追いかける形で製作されたため、内容も<みずまし>され、原作者としても当時、気に入っていなかったことは本当です。
しかし、わたしも年を重ね、さまざまな人達が、さまざまな思いでアニメーションに携わり、「キャンディ」という作品を愛してくださっていたことを知りました。
東映のアニメは確かに古くさくはありますが、いい作品は古びない___とも思います。
感動は絵柄の新しさや古さではなく、製作者の心意気が伝わってくることでしょう。

この事件がおこり、昭和53年におきた<キャンディのにせTシャツ事件>の判決文を拝見しました。そこには<漫画作品という生みの親><東映アニメという育ての親>とありました。
ある意味では、そのご判断は正しいと思います。なにより、わたしが感じいったのは<東映アニメのキャンディ>に携わった方達がその言葉を<誇り>に思っていらしたことでした。

しかしながら、この事件が起こる前まで無邪気にも<いがらしさんの絵柄に近いキャンディのアニメーション>をみたい、と思っていたことは事実です。
東映アニメーションが<リメイク>をして下さることが一番、平和的解決だと思いましたが、このたびの事件でいがらしさんが勝手に許諾販売した<おびただしいグッズ>は東映アニメの商標権を侵害しているものがたくさんあり、その<不正品>がひとつでも残っている限り、東映は過去のアニメの再放送はもちろん、リメイクをしたくても無理なことなのだと解りました。
その上、現在、いがらしさんは東映アニメを相手取って<商標権無効審判>の訴訟をおこされたので、さらに絶望的になってしまいました。
東映アニメにとっても大切にしてきた作品を<お蔵入り>しなくてはならなくなってしまう、という苦悩の状況です。
(略)

水木杏子公式サイト内「日本アニメリメーク裁判(陳述書)」より
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