この年、中央公論社(旧)から『メイミー・エンジェル』愛蔵版刊行
この年、中央公論社(旧)より『キャンディ・キャンディ』『ジョージィ!』『パロスの剣』の愛蔵版刊行
正確な年数は不明だが、井沢が小学館に委託していた『ジョージィ!』関連の権利を無断でいがらしの個人会社アイプロダクションに引き上げたのも、この時期のことである 芳文社のレディス誌掲載作品は、LOVINGコミックスから89年の「二度目のさよなら(原作:井沢満)」、90年の「La Nuit Magic(原作:戸川昌子『狩りの時刻』)」「SEX TALK(原作:芝風美子)」、91年の「隣の男(原作:芝風美子)」、92年の「この愛の果てまで(原作:芝風美子)」が刊行されているが、一部が主婦と生活社の短編集に収録された他は雑誌掲載のみ
この年、『なかよし』連載、東映製作の「美少女戦士セーラームーン」が放映開始、大ヒットするが、本作は「キャンディ・キャンディ」リメイクの提案がテレビ朝日に却下された結果の代替企画であった 参考:『美少女戦士セーラームーン』大人になってからわかる意味とは?(リアルサウンド 2020/10/03) 同年、講談社が「キャンディ・キャンディ」のハードカバー愛蔵版を刊行するとともに、東映アニメフェアでリメイク映画を公開するも不発 また、いがらしの要請により、水木/名木田はポプラ社から『絵本キャンディ・キャンディ』三冊を刊行している 講談社のレディス誌掲載ながら単行本化されていなかった作品を中心とした単行本が主婦と生活社より続々と刊行されたのもこの年である(「女王聖典 : レイヌ(全4巻)」「愛と激流の大河」「アキアカネの峠」) 講談社を通さずに、作画者のみの許諾で「キャンディ・キャンディ」の最終回が収録されたJICC出版局『いきなり最終回 : 名作マンガのラストシーン再び 4』が刊行されたもこの年 この年休刊:
この年、講談社が「キャンディ・キャンディ」を幼年誌『るんるん』の別冊付録として一年間刊行 ※1993年11月15日、ストーリー漫画家の利権団体「まんがじゃぱん」結成、「漫画界の駆け込み寺」を標榜して顧問弁護士が会員漫画家に法の抜け道指南を行う この年休刊:
この頃、旧中公を介して原作者表記を抹消の上、原作者に無断で複数の国で『ジョージィ!』を翻訳出版 作画者のみの許諾で小学館『ビッグコミックスピリッツ』連載「編集王」に「キャンディ・キャンディ」のラストシーン見開きが転載されたのもこの年 この年休刊:
※この年の春、講談社及び東映と「キャンディ・キャンディ」関連の版権管理契約を解除
以後、原作者達に無断で「キャンディ・キャンディ」や「ジョージィ!」の無許諾キャラクタービジネスを国内外で展開 95年~97年にかけて中公文庫でキャンディ、ジョージィを含む、いがらしゆみこの旧作が続々と刊行される この年休刊:
この年休刊:
※この年1月、キャンディ・キャンディ裁判開始
90年代の流れを俯瞰してみると、
※記載データの誤りや遺漏は随時修正していきます |
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