2002-01-10 (Thu) に水木杏子旧公式サイト掲示板にてファンからの質問に回答。
ご質問にお答えする前に、今、わたしがこの事件を<いがらしゆみこ氏に よって計画的に騙されてしまった・・・>と、とらえていることをふまえていただきたいと 思います。ほんとうに恥ずかしく、哀しいことですが・・・。 質問1 いがらし先生はHP上で『「原著作者」の同意がなければ、私はキャンディのいたずら書きを描くことさえできないということになります』と仰っていますが、法律上の判決は確定したとはいえ、いくらなんでもイタズラ書きも書けないというのはオーバーだと思いますし、もしこれが本当ならばいがらし先生じゃなくても頭に来ます。 【水木杏子の回答】 質問2 お二人の先生方は、講談社と契約解除なさいましたが、その時先生方はこの先キャンディキャンディの事を如何していきたいか真剣に考え、十分な話し合いや取り決めをなさって来たのでしょうか、そして密に連絡を取り合いお互い考い違いがあれば常に取り決めを更新する努力を当初からなさっていらっしゃっていたのでしょうか? 【水木杏子の回答】 質問3 いがらし先生のビジネスは著作権、登録商標を侵したものであるのは解りますが それを抜けば(略)いがらし先生がやっている事はそんなに大騒ぎするほど常識を逸した商売をしてるとは思えないのですが・・・ 【水木杏子の回答】
参考:名木田恵子(水木杏子)公式サイト内 "黒い報告書"
質問4 いがらし先生は行動を起こしています、水木先生は言葉ではおっしゃっていますがまだ商売に限っては行動を起こしていません。 【水木杏子の回答】 <謝罪>と<許容>ということ ◆ 水木杏子 2002-01-13 (Sun) 22:39:08 正規品についてのことなど ◆ 水木杏子 2002-04-18 (Thu) 00:29:08 「読者の権利のために原作者は譲歩しろ」という意見について
都内葛飾区で、店舗の一部を「キャンディ・キャンディ博物館」と名付け入場料を徴収している喫茶店が営業されているようです。玩具コレクターがビンテージ・トイをテーマにしたコンセプトカフェを開店するようなケースは珍しくありませんし、それ自体をとやかくいうつもりはありません。
しかしながら、「無知に基づく善意」として容認するにはあまりにも酷い「博物館」運営者の言動については、過去にも旧ブログの記事中で言及しました。 「読者権」などという造語を使って声高な要求をする博物館運営者にシンパシーを感じている人は、とりあえず以下の原作者発言に目を通していただきたいと思います。 水木杏子 2000-10-28 (Sat) 19:13:46 3月おわりの 忘れ雪・・・ ◆ 水木杏子 2001-03-31 (Sat) 15:25:54
もうひとつ。名木田恵子(水木杏子)旧公式サイト内のエッセイ「小窓から」より、『なかよし』の企画で愛読者と共に行ったハワイ旅行の思い出と、事件当時いがらしゆみこの公式サイト掲示板に集っていたファンの言動についてを綴った「六月の小窓~ユカそうじ姫たち 」より。
六月の小窓 ユカそうじ姫たち 不正な"キャンディ・キャンディ グッズ"の見分け方
正規品
商標権を持つ東映がグッズの版権管理をしていた時代の権利者表記は (C)水木杏子・いがらしゆみこ・朝日放送・東映動画 品目や時期によって「朝日放送」が「テレビ朝日」や「NET(日本教育テレビ)」になっているものもありますが、「水木杏子」が一番に表記され、二番目が「いがらしゆみこ」更に「東映」が権利者表記に含まれているのが正常なビジネスがされていた時代の商品。 ※アニメ絵を使用した商品は時期と品目によって (c)水木杏子・いがらしゆみこ ・朝日放送・東映動画・旭通 と当時アニメの広告業務を任せていた広告会社の旭通信社を示す「旭通」「アサツー」「ASATSU」の表記が加わることもある。(1992年東映アニメフェアで単発リメイク映画が公開された際に販売されたセイカノートのぬりえの表記は(c)水木杏子・いがらしゆみこ ・東映動画) ただし、アニメ放映初期のグッズや関連出版物は表記ルールが徹底せず、「(C)いがらしゆみこ・水木杏子」などになっているものも存在する。 不正品 漫画家が原作者と東映の権利を侵して不正なビジネスを行った結果市場に出たグッズは、 (C)いがらしゆみこ (C)いがらしゆみこ・水木杏子 のように原作者名が権利者表記から削除されている、もしくは二番目の表記にされているもの(後者は1998年以降にいがらし氏の共犯であるダンエンタープライズ社が原作者に無断でマルシー表記に名前を入れて許諾済み商品を装って製造販売した、氏名表示権侵害の悪質な商品)。 あるいは漫画家の個人会社である「アイプロダクション」や、アジア一帯で不正なキャンディビジネスを行う為に設立した「キャンディコーポレーション」を権利者としているもの。 バンプレストがキャンディコーポレイションに騙されて製作したプリクラの著作権表記は (C)CANDY 1998年に恵比寿アトレで開催された偽版画即売イベントのチラシ記載の表記は (C)アイプロダクション にされている。 参考:「キャンディ・キャンディ虐待問題」内 違法グッズ一覧 archive コメントの受け付けは終了しました。
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