平成12年10月17日 キャンディキャンディ絵画販売事件(静アート事件):販売差止請求
ユニ著作権センター判例全文
東京地裁/判決・請求認容 原告:水木杏子 被告:静アート株式会社(代表取締役・武石淳) 平成一一年一〇月頃から「こんにちは『キャンディ・キャンディ』展」を開催し、同展示・販売会において、本件絵画を展示・販売した静アート株式会社に対し、原著作者が販売差止を求めた。 被告は、平成一二年一月一四日から同月一七日、アクトシティ浜松において、「こんにちは『キャンディ・キャンディ』C展」を開催し、また、同年二月には、広島県立広島産業会館において、「こんにちは『キャンディ・キャンディ』C展」を開催し、各展示・販売会において、本件絵画を展示・販売した。 アクトシティ浜松「こんにちは『キャンディ・キャンディ』展」<価格> <セールストーク-3オーダーメイドの勧め~ヌード問題> トークより 広島県立広島産業会館「こんにちは『キャンディ・キャンディ』展」
場所:広島県立広島産業会館西展示館
日時:2000年2月26日~28日 販売:静アート 以下、検証サイトのレポートを転載(文責は各執筆者)。 広島県知事・藤田雄山氏より、 今回驚いたのは、前回の浜松レポートでは38万円~、だった原画のお値段が、一番安いものでも、46万円!額縁が随分大きいんですが、画自体は15cm四方くらいの小さなもの(なかには10cm×20cmくらいの縦長状のものもあった)が、46万円です。 「描き下ろしをお願いした場合、希望した絵柄と必ず同じものが仕上がるのですか?イメージがちがったりしませんか?」と繰り返し尋ねたところ、
2000年2月に開催された広島の展示即売会で原画購入した顧客に対し、静アートは販売差し止め判決が出た後も個別にセールスを行って、描きおろし原画やフジサンケイアドワークの「版画と称する高額ポスター」の在庫を販売していた。
参考:偽版画&違法原画販売~20年目でも新ネタ (略) |
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2月 2022
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