教保生命保険株式会社のCM
「韓国CMでの主題歌の使用について」(略)
※ 正確にいうと、韓国側の登録者は「韓国版の編曲・訳詞部分に関する権利は有していても、原曲の作曲・作詞に関する権利は有していない」「原曲の作詞・作曲者としての誤った著作権登録を抹消してもらった」ですね。
朝鮮日報ネット版2004年08月18日記事漫画『キャンディキャンディ』の原作者 名木田惠子氏の善行
及び、
「感動的なコマーシャル / 国際結婚主夫が解く韓国の原風景」(KBS WORLD Radio 2004-12-27 記事) 韓国語講座 韓国の童謡「캔디 캔디」「キャンディーキャンディー」 尚、朝鮮日報ネット版2003年02月24日記事(魚秀雄(オ・スウン)記者)「久しぶりだね、キャンディ!」 では韓国の出版社ハイブックス社からの『キャンディ・キャンディ』ハードカバー復刊について報道されていましたが、しかしこれは原著作者・水木杏子未許諾の違法出版です。 韓-日著作権ビジネスシンポジウム
2005年6月3日日本大使館公報文化院において、日本大使館公報文化院日本音楽情報センター開設5周年記念事業の一環として、韓-日著作権ビジネスシンポジウムが開催されました。
主催: 日本大使館公報文化院日本音楽情報センター(JMIC) (財)音楽産業-文化振興財団(PROMIC) 協力: JASRAC(日本音楽著作院協会) (財)ザ・ライム・ライト・ミュージックコンサルティング (株)ユニバーサル・ミュージック・パブリシング 講演のひとつ、(株)ザ・ライム・ライト・ミュージック・コンサルティングのカン・ジェドク代表取締役による 「デジタル・メディアに関わる日・韓著作権ビジネスの新たなマーケット」 の中で、カン・ジェドク氏が『キャンディ・キャンディ』主題歌のCM使用交渉について詳しく語っております。 デジタルメディアを通じた韓日著作権ビジネスの新しい市場(デジタルメディアを含む、変化する音楽環境の中での 韓日著作権ビジネスについて) 作詞の替え歌は拒否
水木発言内の
"<作詞の替え歌は拒否>いう姿勢は貫いてきました。" に関しては、いがらし氏が一連の犯罪行為に踏み切る直接のきっかけとなった「日焼け止めクリームのCM」の一件を踏まえた発言かと思われます。 反論をUPしました ◆ 水木杏子 1999-11-12 (Fri) 23:21:52
水木・いがらし両氏が講談社との版権管理契約を解除した後、いがらし氏が大手化粧品会社の日焼け止めクリームのCMに『キャンディ・キャンディ』主題歌の替え歌を使用するという企画を水木氏に打診したところ、 水木氏が
「作品イメージを壊すような企画には許可は出せない。 講談社に管理を任せていた時代から一貫して替え歌の許可はしていない」 と却下したというもの。 この一件以降、いがらし氏は 「水木が正当な理由もなく次々とキャンディを使用した企画を拒絶する」 と周囲に吹聴し、 原著作者・水木杏子と商標権保持者・東映アニメーションの権利を無視した違法なビジネスに深入りしていきました。 参照外部リンク: 偽キャンローズの憂鬱内 「キャンディネットの嘘吐き声明文を解説するよ。」 (上記リンク先発言の文責はいがらしゆみこ氏及び偽キャンローズ氏にあります) また、音楽著作権は作詞者・作曲者が持ち、録音した演奏の利用等のケースでは実演者が加わるというのが基本となっているのが常識です。 訳詞や替え歌の場合も原詞の作詞者に権利が発生し、今回のケースでも原詞の作詞者である名木田恵子(水木杏子)氏と作曲者である渡邊岳夫氏の御遺族に許諾権と印税収入が発生し、元歌の実演家である堀江美都子氏や漫画作画者のいがらしゆみこ氏に権利が発生しないのは当然です。 しかしながら上記リンク内発言にもあるように、いがらしゆみこ氏は『キャンディ・キャンディ』主題歌に自身の権利が及ばないことが大層ご不満のようです。 詳しくは以下のリンク先をご一読ください。 参照外部リンク: キャンディ・キャンディ虐待問題内 主題歌の権利について
倉敷いがらしゆみこ美術館運営者(株)明日絵社長・三城誠子氏は、ブログで以下のように読者の誤解を誘うような文章を公表しておられますが、三城社長ご自身も現行法の常識を逸脱したいがらし氏の権利主張を支持していらっしゃるのでしょうか?
そうしていると偶然に、あるキャンディのファンの方から、水木杏子先生が、韓国の企業のCMにキャンディキャンディの主題歌を許可され、 その著作権料が300万円だったと言う話しを教えてくださいました。
いうまでもなく、今回のケースで水木氏に権利が発生したのはあくまで「名木田恵子」名義で作詞した原詞の著作権者としてであり、「水木杏子」名義で執筆した漫画原作の著作者としてではありません。常識の範疇とは思いますが、念のため。
21st century starsの『キャンディ・キャンディ』カバー正式音源化について
bayfmの「松本ともこwith you」内で2014年2月26日にオンエアされた「吉田豪の本当のところ 第25回ROLLY特集」で、 ザ・コレクターズの加藤ひさしとSCANCHのローリー寺西のユニット21st century stars がグラムロック・アレンジでカバーした『キャンディ・キャンディ』の正式音源化について触れられていましたが、 上記の通り主題歌の権利は渡邊岳夫氏の御遺族と名木田恵子(水木杏子)氏が持ち、二者の権利を管理しているテレビ朝日ミュージックがJASRACに委託しているので、歌詞の改変がない限り、漫画やアニメのトラブルとは関係なく所定の手続きを踏んで申請すれば問題なく許可が出ると思われます。
(吉田豪)元すかんちのローリーさんっていう人が『キャンディ・キャンディ』のカバーを録ったんですよ。それはもちろん権利も取って、さあ出そうとした時に、あれってちょうど原作者と漫画家がモメてて・・・っていうのがあって。だからイラストとかは使えないんですけど、イラストを使わなきゃ出せるはずなのに、そのへんを気を使っちゃってレコーディングしてるのにお蔵入りになったりとか。
参照外部リンク:
miyearnZZ Labo内 吉田豪 キノコホテル カルメン・マキ カバー騒動のまとめ 吉田豪氏の発言通り、いがらしゆみこによるキャラクター画や東映アニメーション版の画像さえ使用しなければ、さほど難易度の高い案件ではないでしょう。(音源のCMへの利用等はNGですが) 権利者に対して礼を失する事無く、きちんとした手続きを踏んで利用すれば、そもそも何も問題はおこらなかったのです。
Columbia Sound Treasure Series「キャンディ キャンディ SONG & BGM COLLECTION」について
新規でアニメ『キャンディ・キャンディ』関連の公式商品が発売されるのは久しぶりであり、ジャケットやブックレットにアニメ画像が使用されるのか否かで一部の注目を集めておりましたが…
結局はイラストなし、ロゴのみのデザインという予想通りの結末。 日本コロムビアに確認をとった訳ではないので以下は筆者の想像ですが、恐らく交渉の結果許諾が降りなかったのではなく「触らぬ神に祟りなし」で画像使用は企画段階から諦めていたのではないかと。 (原著作者・作詞家である水木杏子/名木田恵子氏はアニメの再放送やソフト化でさえ「東映から正式のオファーがあれば直ぐにでも許可する」と公言しているので、日本コロムビアの公式商品であるCDジャケットやブックレットにNGを出すとも思えません) 音源の商品化だけなら作曲者・作詞者・編曲者・実演家、及び東映の音楽部との権利処理だけで事足りますし、わざわざトラブルを招来して企画自体にミソをつけるのは避けたい処でしょう。 なにせ、漫画版作画者のいがらしゆみこ氏はアニメ『キャンディ・キャンディ』の音楽著作権に関して極めて独自の権利主張をなさっているので。 その後、平成7年に講談社との契約を終了させ、新たに私と水木さんとの間で、利用の形態を三つに分け、それぞれの場合の分配割合を、(1)「文字又は音声と絵の双方を表現」した場合は5(文字):5(絵)、(2)「文字又は音声のみを表現」した場合は8(文字):2(絵)、(3)「絵のみを表現」した場合は2(文字):8(絵)と取り決めた契約を交しました。 また、利益分配ということについて、私は法律的なことはよくわかりませんが、水木さんが作詞した「キャンディ・キャンディ」のアニメの主題歌は広い意味で「キャンディ・キャンディ」という作品の二次利用だと思います。 これまで私はこの事に関し一度も権利を主張していないということも忘れないで下さい。
上記二つの引用元は、裁判当時にいがらしゆみこ氏の公式サイト内にあった裁判関連の声明文をまとめたセクションにアップされていたもの。
プライベートの失言を拾い上げたようなものではなく、顧問弁護士(本橋光一郎、下田俊夫)のチェックを受けた上で全世界にむけて公開されていたアピール文からの引用です。 つまり、これがいがらしゆみこ氏のアニメ『キャンディ・キャンディ』関連音楽著作権に関する権利認識という事になります。 本来ならば自分(いがらしゆみこ)が利益分配を受けて当然なのだ、という…。 無論、現行の著作権上では作詞・作曲・実演のいずれにもタッチしていない いがらしゆみこ氏には法的な権利はないのですが、つまらない騒ぎに発展してせっかくの企画に傷をつけるような事は避けたいのが人情というもの。 アニメ『キャンディ・キャンディ』関連の渡邊岳夫先生のスコアは多彩で完成度の高いものなので、こうしてきちんとした形でまとめられた事だけも渡邊ファンとして有難く、関係者の尽力は大いに労われるべきと思います。 コメントの受け付けは終了しました。
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